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アジサイ葉化病       この病気は、アジサイの花を構成するガク・花びら・雄しべ・雌しべなどが緑色に変化してしまうのが特徴で、症状が現われて数年後には株が衰弱して枯れてしまいます。今のところこの病気を治す方法はなく、他への感染を防ぐために速やかに株を除去することが最良とされています。
 幸いなことに葉化病は比較的珍しい病気とされていますので、必要以上に心配をされることはありませんが、平成20年7月に相模原市北部地域で発生しましたので、もし下の写真のような特徴に当てはまるようでしたら、念のため専門家にご相談されることをお勧めします。

・ 花が光沢のある濃い緑色に変化している。
・ 特にガク(花びらのように見える部分)は正常な
 花に比べて明らかに厚みを帯びる。
・ 緑色に病変した花は、大きさや形状が不規則に
 変化する。

※ 花の終わりかけたガクアジサイのガクは、しば
 しば薄い緑色を帯びることがありますが、これは
 正常な色彩変化ですのでご安心ください。また
 純白の花を咲かせるアナベルなどもこれと同様に、
 花の終わり頃になると淡い緑色を帯びますが病気
 ではありません。

アジサイ葉化病に注意 チラシ表.jpg

アジサイ葉化病に注意 チラシ裏.jpg